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2012年 08月 12日
8月の夏休みで、
家族連れも多い新幹線のぞみ23号の自由席車内。 新神戸駅直前のトンネルに、車両がスピードダウン しながらゆっくり入り、窓の外が真っ暗になった時、 後方の座席から聞こえてきた5歳くらいの男の子の声。 「ねえ、ママどうしようー」 を繰り返しながらも声は明るい。 自分で言った冗談が気に入って (ねえママ、ボクうまいこと言ったでしょ、えへへ) と笑っている感じが伝わってきます。 しばらくしてトンネルを抜けると 窓の外も、車内も差し込む光で明るくなり、 すると、また同じ方向から 「あ、朝になったよ!朝、だ、よー♫」 と節をつけてゴキゲンな声が聞こえてきました。 席は離れていたので、姿は見えなかったけれど 男の子はきっと、夏休みで、ママたちと家族旅行にでかけてきて うれしくてウキウキしていて… まだ疲れが感じられないから往路かな。 たった一つのトンネルで、こんな感嘆の声が出せるなんて やっぱり心の鏡がピカピカなんだな、と思ったら とつぜん私の頭の中に、何十年も前に好きだった メロディーが流れてきました。 (たしかこんな歌詞だった…) ♪地下鉄は いーつも真夜中 地下鉄ゴーゴーゴー* 夜中の電車〜♪ なっつかしー トンネルも、電車も、新幹線も、 まるで便利な道具みたいに、 あたりまえな顔して使っているけれど、 「本当は、感動的なコトなんだぞー 忘れたの?」 …と、自分の中の、昔の小さな自分が ムクムクと起きてきたような気がします。 『センス・オブ・ワンダー』 は、よく自然の美しさや自然そのもの不思議に ハッと気づく時に使われる言葉だけれど、 人間が作ったものに対しても 同じように感じられたらいいなあ。 数えきれない人の知恵や、思いや、経験や、命を 積み上げたその先に、生み出されてきたモノや技術や仕組み… やがてそれが人の役に立つものほど 「ふつう」で「あたりまえ」になっていく。 いつトンネルを通り抜けたかなんて、 考えもしない、気づかない。 でも、電車に乗るたび、感動の涙を流さなくたって ときどき、トンネルの暗さにドキドキしたり、 カラダに感じることを素直に言葉にしたり、 世界と自分をつなぐ感覚を 大事にすることは、やっぱり楽しい。 それに、 心の鏡をピカピカにしておけば 人間ががんばって作ったものはなんでも素晴らしい、バンザイ!と 頭で思い込むのではなくて、 “でもこれは、スゴイけれど、恐い。” “これは、スゴイけれど、やっちゃいけない。” という感覚や ものごとの判断の基準も 見えてくる気がするのです。 ============================= *正しくは…後日調べてみたところ… 「ちかてつ」越部信義 作曲/名村宏 作詞 ♪ちかてつは いつもまよなか チカチカ ゴーゴーゴー よなかの でんしゃ ♪ NHKの『おかあさんといっしょ』より ============================= #
by kxfactory
| 2012-08-12 15:19
| コドモナリー
2012年 08月 09日
息子の携帯の留守電に入っていた、
Oくん (12歳小6)からのメッセージの一部。 夏休みに入って一週間、“今日は何をして遊ぶか?” 自分たちで計画を立てるのが、 メチャメチャ楽しそうな男の子たち。 ご近所さん(同じ地区)の仲間とは、 まさにこのために早朝のラジオ体操に 目をこすりながら集まって、皆で相談します。 でもこの日に遊ぶ約束は、隣の地区のOくんが 予め3人の仲間に声をかけていたので、 朝から電話で打ち合わせとなっていました。 あまりに暑かったからか、いつもならDSでモンハン〜 と考えそうなOくんが、その日は珍しく “プールに行く”と提案したので、息子は大賛成。 ゴリちゃんも賛成して、あともう一人のFくん…は 果たして乗り気ではなかったらしく、計画はインドアに変更。 3人それぞれにマメマメしく電話して 全員賛成でないから計画は変更〜としたOくん。 決断に至るまでの経緯を説明した留守電メッセージは、 長文で、「ご了承ください」は3回も織り込まれていて、 どこでそんなトークを覚えたのか。 しかもOくんは、この春同級生の中では一番先に 声変わりをとげたため、声だけ聞いていると 調整に苦慮する営業マンそのもの。 メッセージを再生している息子の横で、 思わずウププと笑ってしまいました。 “調整”の中身が“ゴリちゃん家で遊ぶ”です。 しかし本人は一所懸命、大マジメ。 “大人の声”に変わって、 無邪気な子どもっぽい喋りが合わなくなり、 Oくんの中には“大人トーク”をしようという意志が 芽生えたのかもしれません。 この前も、 家にかかった電話で息子の不在を伝えた時、 「それでは、I さんは、朝から遊びに行ってるって感じですかね、」 と、ちょっと腰の軽い不動産屋みたいに言っていました。 中学生になったら、部活や塾で毎日忙しくなるらしいので 親たちは、今の内に友だちどうし たっぷり遊んでおけるといいねと、温かく見守っている今日この頃。 大人の世界に足を踏み入れつつある子どもの姿は ちぐはぐで、なんだかちょっと不格好で、 面白くて、キラキラしていて… 幼い頃を知っている大人としては、 危うさにハラハラし、ほんのちょっぴり淋しくて そして、ますますこれからが、 楽しみ。 -------------------------------------------------------------------------------- 『コドモナリー』は 「こどもなり」×「ディクショナリー」 子どもの言葉にハッとした時のことを、 この場をお借りして記録していくものです。 しばらくお休みしていたのですが、久しぶりに再開しました。 ものすごく不規則な更新です。 コメント管理が難しいため恐縮ですが ご連絡は、Facebook などで! #
by kxfactory
| 2012-08-09 04:13
| コドモナリー
2012年 08月 08日
ウースケが家に来るまで、
ウーパールーパーはすべて、パーコのような ピンク肌色だと思っていた。 でも実際は… 調べてみると、パーコのようなピンク肌系 (目が黒いリューシスティックと、目が赤いアルビノホワイトの2種)、 ウースケのようなムラ茶色系(マーブル)、 さらに黒系(ブラック)やブルー、ゴールデン(黄色体に赤目) 個体変異まで考えたら、もっとさまざまな体色があるらしい。 ウースケとパーコの両親は、二匹と同じ。 ムラ茶色とピンク肌。 もしマーブル二匹が両親だと、 何色が生まれるか〜楽しみがあるのだそう。 *じっとしている時の二匹のポーズは、よくシンクロしている。 #
by kxfactory
| 2012-08-08 00:58
| ウーパー日記
2012年 08月 03日
ロンドンオリンピック400m個人メドレーで銅メダルを獲得した
萩野公介選手が、彼の最終種目200m個人メドレー決勝を 泳ぎ終えた直後のインタビュー(NHK-TV) に応えた時の言葉。 コドモナリーに入れるのは大変おこがましいのですが、 この言葉で、萩野公介選手は高校生であったことを 再確認。同じ夏休みでも、 こんな過ごし方もあったのか!と。 一方その頃… 脳内パーセンテージで分類すると、90%以上が 「今日はどうやって友だちと遊ぶか〜」で占められている と思われる息子(11歳)。 プールに、海に、花火、虫探し、 学校の裏山に基地をつくり、自転車で低山を越え、友人宅に泊まり、 ディズニーシーのシングルシートでインディ・ジョーンズ乗りまくり…etc. 塾の授業が数日あるのは、オマケのごとし。 そんなに予定を組んで疲れないか?と聞いたところ 「夏休みは疲れなければ、意味がない!」 と、名言(迷言?)を残し、 また自転車に乗って出かけていきました。 中学入試を予定している同級生は、 一生懸命勉強に打込んでいて、 それぞれが、今しかない時間に、 今しかできないことをする夏休み。 部活に忙しい中学生もいれば、 彼女をゲットすることで頭がいっぱいの高校生も、 自分の道を探して格闘している大学生もいて… … そういえば、北島康介も、 2000年シドニー五輪の時は高校生でした。 アテネ五輪では、大学生。 その後も北京、ロンドン〜と四年ごとに 競技者として人として、立派に成長していく姿を見ていると 勝手に親戚のオバチャンのような 気持ちになってきます。 どんな風に何をして“疲れるか?”は 一人一人違うけれど、 それぞれの心にメダルが輝く “本当に楽しい夏休み”になりますように。 #
by kxfactory
| 2012-08-03 12:19
| コドモナリー
2012年 08月 03日
ウースケ、パーコは少しずつ大きくなっている。
つぶのエサを毎日数粒。 たったこれだけのもので、 特にウースケは、ハッキリと 水槽と体長の比率が違ってきた。 前足のパーも大きくなったな…と見ると ん?指は5…あれ、4本しかない。 なんど見ても、4本。(ミッキーやスポンジボブと同じ) 後ろ足も確認したら、こちらは5本ある、ある。 前後で、指の数が違うのか! #
by kxfactory
| 2012-08-03 00:34
| ウーパー日記
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